適用対象: Scarlett 4th Gen
スカーレット・ソロと2i2
Scarlett Solo 4th Genと2i2 4th Genはどちらもステレオループバックチャンネルを備えています。ただし、この動作は他のループバック搭載デバイスとは少し異なり、どちらのユニットもステレオ出力ペア(出力左と出力右)のみを備えています。
Loopback を使用すると、コンピューターのオーディオをキャプチャし、マイクや楽器と一緒に別のチャンネルでレコーディング ソフトウェアに録音できます。デフォルトでは、Solo と 2i2 の Loopback は Playback 1-2 (コンピューターの出力) のみをキャプチャします。アナログ入力信号をループバック オーディオに送信する場合は、Focusrite Control 2 > 環境設定に移動し、Send Direct Monitor Mix to Loopbackを有効にします。すると、Focusrite Control 2 の Direct Monitoring Mix で設定した内容もすべて、Loopback チャンネルに送信されます。
ループバックを使用するには、録音ソフトウェアで入力チャンネル 3 ~ 4 を選択し、録音ソフトウェアでループバック チャンネルをミュートするか、チャンネルの出力を [なし] に変更して、フィードバック ループが発生しないようにします。
ループバックは、コンピューターからのオーディオ出力をScarlett 内の仮想入力チャンネルに「ループバック」することで機能します。あらゆるコンピューター オーディオを DAW (デジタル オーディオ ワークステーション) に録音できます。
スカーレット 4i4、16i6、18i16、18i20
より大きなインターフェースでは、ループバック チャンネルのすべてのルーティングは Focusrite Control 2 で行われ、ループバックのカスタム ミックスを作成できます。以下の例では、Mix C を使用し、Option + 左クリック (Mac) または Alt + 左クリック (Windows) を使用して、ミックスに含める入力と再生ソースのレベルをゼロにしました。
録音ソフトウェアでループバック チャンネルを録音する場合、録音チャンネルの出力を [なし] に設定するか、Focusrite Control 2 ループバック ミックスにない出力/再生チャンネルに設定してください。そうしないと、フィードバック ループが発生します。
Windows アプリケーションでのループバックの選択
Windows では、録音ソフトウェア以外のソフトウェアを使用する場合、ループバック チャンネルは表示されず、デバイスの入力 1+2 しか選択できない場合があります。ループバック チャンネルを入力として公開し、Windows アプリケーションで選択できるようにするには、この記事に従ってください:
非 ASIO Windows アプリで異なる I/O を選択する